A story to share together
ピップと電話のひみつ


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ささやきの森の奥深くで、リスのピップは、うろのある丸太から聞こえてきた不思議な音にびっくりしました。「リンリンリン!」という音に、ピップのふさふさしたしっぽはワクワクしてピクピク動きました。

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ピップは思いました。「どうしてこの小さな箱は、音楽が鳴るタイミングを知っているんだろう?」ピップは、この電話が鳴るなぞを解くために、森で一番かしこいフクロウ博士のところへ行くことにしました。

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フクロウ博士はメガネをかけ直して言いました。「だれかが番号を押すと、信号が目に見えない鳥のように空を飛んで、君の電話にメッセージを届けるんだよ。」

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「電話の中にはね」と博士は続けました。「とっても速くふるえる小さな部品が入っているんだ。ミツバチの羽みたいに、そのふるえが音になって、僕たちにはリンリンという音に聞こえるんだよ!」

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そのとき、また電話が鳴りました!今度はピップは怖くありませんでした。この音は、遠くにいるだれかが「こんにちは」とあいさつをして、楽しいお話を聞かせてくれようとしている合図だと知っていたからです。

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ピップが電話に出ると、おばあちゃんの声が聞こえてきました。ピップは、電話の音は、おしゃべりをして、笑い合って、大好きな人たちとずっとつながっていられるための特別な招待状なんだと学びました。



