A story to share together
ピップと大きな金の風船
好奇心旺盛なフクロウと小さなホタルが、太陽と月がどうやって交代で世界を照らしているのかを知るために空を旅します。


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ささやきの森の奥深く、フクロウのピップは丈夫な枝にとまっていました。彼は、明るい太陽が紫色の山の向こうへ沈んでいくのを見ていました。ピップは、自分が目を覚ます毎晩、光はどこへ消えてしまうのだろうと不思議に思っていました。

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その時、小さな光がピップのくちばしの前を通り過ぎました。それは、赤い帽子をかぶって明るく光るホタルのフリッカーでした。フリッカーは空の秘密を知っていて、世界がどうして金色から青色に変わるのかをピップに見せてあげると言いました。

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フリッカーは、地球は宇宙に浮かぶ巨大な回転するボールのようなものだと説明しました。ボールが回ると、片側は暖かい太陽に照らされ、もう片側は暗い星空に向かいます。二人はそれを確かめるために高く飛ぶことにしました。

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二人は一番高い雲の上まで舞い上がりました。そこは空気がひんやりとして新鮮でした。ピップは、巨大な金の風船のように見える太陽を見ました。太陽はそこに留まり、広大で静かな銀河に力強い光を注いでいました。

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二人は、大きな青い地球がゆっくりと回転する様子を眺めました。ピップの住む森が太陽から離れていくと、影が長く伸びていきました。大地が太陽から背を向けているので、昼が終わろうとしていたのです。

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地球の暗い側では、銀色の月が輝き始めました。フリッカーは、月には自分自身の光はないのだと教えてくれました。月は巨大な鏡のように、太陽の光を反射して輝いているのです。

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木々の方へ降りていくと、ピップは心地よい風を感じました。自分が目を覚まして遊んでいる間、リスや鳥たちは翼の中に頭をうずめて、静かで甘い夢を見ているのだと気づきました。

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太陽と月は、終わりのない美しいダンスを踊るパートナーのようでした。地球が回り続けることで、すべての動物や花は必要なものを受け取ります。太陽は活力を与え、月は休息を与えてくれるのです。

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ピップは嬉しそうにホーホーと鳴き、黄色いスカーフを整えました。彼はついに空の魔法を理解しました。夜は太陽が永遠に消えてしまうのではなく、地球が回転して星たちに挨拶をしているだけだったのです。

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最後に、ピップとフリッカーは美しい夜を楽しむために落ち着きました。彼らは、自分たちが疲れた頃には太陽が戻ってきて、再び世界を目覚めさせてくれることを知っていました。こうして、昼と夜の黄金のダンスは続いていくのです。



