A story to share together
スパークルとやさしさの贈り物
魔法のユニコーン、スパークルが、お気に入りのオモチャを分け合うことで、みんなで遊ぶのがもっと楽しくなることを二人のきょうだいに教えます。


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ささやきの森の奥深くで、レオとミアは柔らかな緑の草に覆われた隠れ場所を見つけました。二人は遊びたかったのですが、今日はなんだかうまくいきません。二人とも不機嫌で、疲れていました。

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レオは木の飛行機をぎゅっと握りしめ、ミアには絶対に触らせようとしませんでした。ミアは青いゾウのぬいぐるみを抱きしめ、お兄ちゃんに背を向けました。二人は草の上に離れて座り、とても寂しい気持ちでした。

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その時、大きな柳の木のうしろで、まばゆい光がパッと輝きました。そこから現れたのは、ユニコーンのスパークルでした。銀色のたてがみは月光のように輝き、金の角をきらめかせながら、驚く二人の子供たちへ笑顔で歩み寄りました。

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スパークルは、まるで鈴を鳴らすような声で話しかけました。どうしてそんなに素敵な友達同士が、離れて座っているのかと尋ねたのです。レオは自分の靴を見つめ、ミアはピンクのリボンを指にくるくると巻きつけていました。

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スパークルが光る角で近くの石に触れると、石は美味しそうなキラキラ光る木の実の山に変わりました。彼女は、魔法は誰かと分かち合うことで、もっと素敵になると教えてくれました。子供たちは、きらめく果実をじっと見つめました。

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ユニコーンは森の秘密を教えてくれました。オモチャは、二人の手で一緒に持つと、もっと大きな力が宿るのだそうです。レオは自分の木の飛行機を見て、それから妹の悲しそうな静かな顔を見つめました。

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レオはゆっくりと手を伸ばし、お気に入りの飛行機をミアに差し出しました。ミアはパッと笑顔になり、レオに柔らかい青いゾウを貸してあげました。二人がオモチャを交換した瞬間、スパークルの角は今まで以上に明るく輝き出しました。

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二人は一緒に新しい遊びを始めました。飛行機がゾウの上を飛び、ゾウは草原をめぐる大冒険に出かけました。二人が大笑いすると、木々の鳥たちも一緒に歌い始めました。

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スパークルは、分かち合うことは世界で一番強い魔法だと教えてくれました。それは、一人の幸せを、一瞬で二人の幸せに変えてしまうのです。レオとミアは新しい友達を抱きしめ、これからもずっと大切なオモチャを分け合うことを約束しました。

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ついに、スパークルが魔法の国へ帰る時間がやってきました。レオとミアは、霧の中へ駆けていくスパークルに手を振りました。その日以来、二人はオモチャを分け合うことで、毎日がもっと輝くことを知ったのです。



