A story to share together
レオとわかちあいの大きな木


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ジャングルの奥深くに、レオという名前の子ライオンが住んでいました。レオはふわふわの金色の毛並みで、赤いバンダナを巻いていました。レオは、ジャングルの真ん中にある大きな木になる、みずみずしくて甘いベリーが大好きでした。毎朝、レオは一番乗りでそこへ走り、最高のベリーを独り占めしていました。レオは、ベリーは全部自分だけのものだと思っていたのです。

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ある晴れた日、レオがベリーを全部独り占めしようとしたとき、悲しそうな鳴き声が聞こえてきました。頭に花の冠をのせたお猿のミアが、枝に座っていました。ミアは、あこがれのまなざしでベリーを見上げていました。ミアは朝からずっと探していましたが、一つもベリーを見つけられなかったのです。レオは、ミアに気づかないふりをしました。

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そのすぐあと、色鮮やかな羽を持つオウムのピッパが飛んできました。ピッパは楽しそうにさえずっていましたが、悲しそうなミアと不機嫌なレオを見て動きを止めました。ピッパが木からベリーを一つ取ろうとすると、レオは小さくうなりました。レオは自分のベリーの山を必死に守っていたのです。ピッパには、なぜレオが分け合おうとしないのか分かりませんでした。

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するとミアが静かに言いました。「レオ、私たちは友達でしょう。みんなで協力すれば、もっと高いところにあるベリーだって取れるはずよ」。ピッパも同意して、わかちあいの歌をさえずりました。レオは考え込みました。みんなで協力すればもっとたくさんのことができるなんて、考えたこともありませんでした。自分は少しわがままだったのかもしれません。

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レオの心に、温かい気持ちが広がりました。レオはにっこり笑って言いました。「君たちの言う通りだ。ごめんね」。すぐにミアが器用に高いところのベリーを摘んで、レオとピッパに投げ落としました。ピッパは飛び回って、落ちてきたベリーを集めました。みんなでチームとして働くと、ずっと楽しくなりました。木には、さっきよりもずっとたくさんのベリーが実っているように見えました。

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その日以来、レオは「わかちあうことは、自分の分が減ることではなく、もっと大きな幸せを見つけることなんだ」と理解しました。レオは、友情と協力がわがままよりもずっと大切だと学びました。ついにジャングルの動物たちはみんなで、「わかちあいの大きな木」の甘いベリーを食べました。みんなで一緒なら、ずっと強くなれて、ずっと幸せになれることを知っていたのです。



