A story to share together
ピッパのブーブー大冒険


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みどりのオークの森のまんなかで、リスのピッパはとってもワクワクするものを見つけました。それは小さな木の車でしたが、どうしても動きません。「どうやったら車って動くの?」ピッパは、作業場でピカピカの金属パイプをみがくのにいそがしい、友だちのクマのバーニーにたずねました。

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バーニーは道具をおいて、ピッパのとなりにひざをつきました。「車が動くにはエネルギーが必要なんだ。ピッパが走るためにどんぐりを食べるのとおなじだよ!」バーニーは、燃料を入れる小さなタンクを指さしました。「ガソリンでも電気でも、これが車の食べもの。旅をはじめるためのパワーになるんだよ。」

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つぎに、バーニーはおもたいフタをあけました。「なかにはエンジンがある。車の心臓だよ」とバーニーはいいました。「燃料がピストンをものすごいスピードで上下にうごかすんだ。そのうごきがクランクシャフトっていう長い金属の棒をまわして、まるで高速でまわるコマみたいに回転するんだよ!」ピッパは、小さな部品たちがダンスをしているのを想像して、目をまるくしました。

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「でも、エンジンの回転でどうやってタイヤがまわるの?」ピッパがきくと、バーニーはギアを指さしました。「エンジンは、その回転するパワーをトランスミッションをとおしてタイヤに送るんだ。ギアとギアがかみあうと、地面をおして、車がまえにすすむんだよ!」

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ピッパは運転席にとびのりました。「ハンドルがまわせる!」ピッパは丸いハンドルをまわしてさけびました。バーニーはうなずきました。「ハンドルは前輪を左右にうごかすんだよ。それから、ブレーキもわすれないで!ペダルをふむと、パッドがタイヤをぎゅっとはさんで、安全にとまれるんだ。」

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バーニーにおしてもらうと、小さな車が動きだしました。「ブーブー!」ピッパは花だんのまわりを運転しながら大よろこびです。ピッパは、車とはたくさんの部品が力をあわせて動くチームなんだとわかりました。好奇心のおかげで、ただの木の車が、森の立派な乗りものに変身したのです!



