A story to share together
フィニーと魔法のあわ
好奇心旺盛な金魚が、エラを使って水中で呼吸する仕組みと、水草が作る酸素たっぷりのあわの美しさを知る物語。


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透き通った池の、ゆらゆら揺れる緑の草の中に、フィニーという名の明るいオレンジ色の金魚が住んでいました。フィニーはとても泳ぎが速く、水中をビュンビュン泳ぎ回るのが大好きでした。彼は、どうして一日中ずっと水の中にいられるのか、いつも不思議に思っていました。

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フィニーは、カエルがスイレンの葉に飛び乗って、空気を大きく吸い込む様子を眺めていました。彼も頭を水から出してみましたが、なんだかとても変な感じがしました。フィニーは、上の乾いた空気よりも、ひんやりとした水の中の方がずっと好きでした。

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彼は一番の物知りな友達、カタツムリのバブルズを探しに泳いでいきました。バブルズは底の近くで、つるつるした紫色の石を一生懸命掃除していました。フィニーは、カエルのような大きな肺がないのに、どうして魚は呼吸ができるのかと尋ねました。

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バブルズはにっこり笑って、フィニーの頭の横にあるひらひらを触角で指さしました。あれは「エラ」という特別なものだと教えてくれました。エラは魔法のフィルターのようで、フィニーが泳いでいる間に水の中から酸素を取り出してくれるのです。

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フィニーが水を大きく飲み込むと、エラがパタパタと動くのが見えました。それはまるで、冷たい飲み物を飲んで、同時に深く息を吸い込んでいるような気分でした!彼は、水の中には自分を元気で健康にしてくれる目に見えない空気がいっぱい詰まっていることに気づきました。

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バブルズはフィニーを、流れの中で踊る明るい緑色の水草の場所へ連れて行きました。そして、葉っぱにくっついているキラキラ光る小さなあわを見せてくれました。この水草は、池の魚たちのために新鮮な空気を作ってくれていたのです。

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フィニーは鼻先で小さなあわを一つ、パチンと割ってみました。新鮮なエネルギーがくすぐったいような気分になり、彼は水草の周りを大きな円を描いてビュンビュン泳ぎ回りました。こんなに素敵な水草が隣にいてくれて、フィニーはとても幸せでした。

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二人の友達は、午後いっぱいかけて池の深い場所を探検しました。そこには、水がとても冷たい隠れ家のような洞窟がありました。フィニーはエラを使ってゆっくりと落ち着いて呼吸する練習をし、バブルズはフィニーのオレンジ色の背中の上で休んでいました。

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フィニーは、自分の呼吸が水と水草からの贈り物なのだと気づきました。彼は、水がいつも新鮮でいられるように、池をきれいに保つお手伝いをしようと約束しました。バブルズは小さな殻をパチパチと鳴らして、フィニーの素晴らしい考えを喜びました。

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こうして、金魚のフィニーはもうカエルのことを不思議に思わなくなりました。自分のすごいエラの仕組みをしっかり理解したからです。最後に彼は、水の魔法を呼吸しながら、次の大冒険を夢見て、柔らかい草の中で眠りにつきました。



