A story to share together
ラスティとひかるランタン
じまんやのこぎつねは、あかるいランタンをわけあうと、きりのもりのたびがもっとあたたかく、あんぜんで、ずっとたのしくなることにきづきます。


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ささやきのもりのおくふかく、こぎつねのラスティはいちばんのおたからをはこんでいました。それは、あたたかいきんいろのひかりをはなつ、じょうぶなどうのランタンでした。ラスティは、そのあかるいひかりをひとりじめしようと、しっかりととってをにぎりしめていました。

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たいようがおかのむこうにしずむと、かげはながく、ひんやりとしてきました。うろのあいたまるたのそばで、ラスティはおとなりさんのピップが、うすぐらいもりのなかでふるえているのをみつけました。ちいさなハリネズミのピップは、くすんでいくこみちのでこぼこしたきのねっこがよくみえなくて、こまっていました。

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ラスティのむねのなかが、ちくっとやさしくうずきました。ラスティはしんこきゅうをして、まえへすすみ、ランタンをたかくかかげました。「ピップ、ここだよ!ぼくのあかりをいっしょにつかおう」と、ラスティはあたたかくこえをかけ、おともだちをとりかこむくらいかげをおいはらいました。

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ピップはうれしそうにほほえみ、ランタンをささえるじょうぶなきのぼうにつかまりました。ふたりは、くねくねしたこみちをいっぽずつならんであゆみました。ようきなおともだちのふたりであかるいひかりをわけあうと、ひとつのひかりが2ばいもあかるくかんじられました。

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とつぜん、ふかいきりがすべるいしのはしにおおいかぶさってきました。ラスティは立ちどまり、どうすればいいかふあんでドキドキしました。ピップがちいさなまえあしでまえをゆびさし、つるつるしたいしをよけてみちをあんないしてくれたので、きんいろのランタンがあんぜんなあしもとをてらしだしました。

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ついにふたりは、きらめくほしのした、いごこちのよいそうげんのいえへとぶじにたどりつきました。ラスティは、おたからをひとりじめしていても、すこしもたのしくないんだとわかりました。そしてそのひから、ラスティはもりのみんなといつもじぶんのあかりをわけあうようになりました。


