A story to share together
リズムのへや
サミ、ヌール、レイラおばさんが力を合わせて、一定のビート、パターン、テンポを学び、家族みんなの前でリズムショーを披露します。


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サミとヌールが、レイラおばさんの音楽室にスキップしながら入っていきました。木の床の上で、太陽の光がダンスをしています。レイラおばさんは、カラフルなドラムの横で、あずき色のヒジャブを輝かせてにっこりと笑いました。今日は、家族みんなでリズムを作る練習です。部屋は居心地がよく、音楽の魔法でいっぱいです。午後の大きな発表会に向けて、準備は万端です。

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レイラおばさんがハンドドラムを手に取り、優しく叩きました。「トントン、トントン」。それは、歩く心臓の音のような、一定のビートです。サミは音に合わせて手を叩き、ヌールはラグの上で足を踏み鳴らしました。二人は耳を澄ませて、時計の針のように正確なリズムを刻みます。

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「次はパターンを作ってみましょう」とレイラおばさんが言いました。おばさんは二回手を叩いて、一拍休みます。「パン、パン、お休み」。サミもやってみます。「パン、パン、お休み」。まるで秘密の暗号みたい!二人はそのパターンを何度も繰り返し、リズムをどんどん力強く、ワクワクするものにしていきました。

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ヌールは速いテンポに挑戦したくなりました。トタン屋根を叩く雨粒のように、ドラムを素早く叩きます。レイラおばさんは笑いながら、ビートを一定に保ちます。サミもついていこうとしますが、速すぎます!みんなは一度スピードを落とし、お互いの手の音を聴きながら、全員にとって心地よい完璧な速さを見つけました。

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レイラおばさんは、みんなで一緒に止まる方法を教えました。おばさんが手を上げたら、音楽をすぐに止めなければなりません。みんなで最後の決めポーズを練習します。「いち、に、さん、ストップ!」。みんなの手が同時にドラムの上に置かれました。部屋に静寂が訪れ、そのあとで笑い声が響きました。みんなはすっかり立派なバンドです。

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いよいよ小さな家族のステージへ移動する時間です。サミは慎重にドラムを運び、ヌールは木のカスタネットを運びます。ステージは小さいけれど、とても立派に見えます。二人は楽器をきれいに並べました。家族みんなに新しい音楽の技を見せる準備はバッチリです。

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二人はステージの上で背筋を伸ばして立ちました。レイラおばさんが合図を出します。「いち、に、さん、し!」。パターンが始まりました。「パン、パン、お休み。トントン、お休み」。一定のビートが部屋中に響き渡ります。二人は、おばさんのメガネがキラリと光るのを見つめながら、ショーのためにテンポを完璧に保ちました。

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リズムは速くなったり、遅くなったりします。二人は休符とパターンのことをしっかり覚えています。ヌールは自信たっぷりにドラムを叩き、サミは満面の笑みで手を叩きます。ただ音を出しているだけではありません。みんなで音楽を作っているのです。すべてのビートが次へとつながり、まるで美しく流れるリズムの川のようです。

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レイラおばさんが高く手を上げました。いよいよ最後の決めポーズです!みんなで最後の一回を、大きく誇らしげに叩きました。そして、ピタッと止まります。みんなの手がドラムの上で止まりました。一瞬の静寂のあと、大成功した発表会に、みんなで喜びの歓声を上げました。

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みんなでステージの上でお辞儀をしました。リズムの冒険は大成功です。二人は、演奏することと同じくらい、聴くことも大切だと学びました。ドラムを片付けて家路につく間も、二人はずっと楽しそうに一定のリズムを叩き続けていました。音楽は、夜の間ずっとみんなの心の中に残り続けました。



