A story to share together
ちいさなフクロウのオズィときえたほし
よぞらのかがやくほしをみうしなったちいさなフクロウが、もりのあたらしいともだちのたすけとちからをあわせて、きぼうをとりもどすおはなし。


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おおきなもりにすむちいさなフクロウのオズィは、まいばん、よぞらでいちばんピカピカかがやくほしをながめるのがだいすきでした。そのほしはオズィのいちばんのしんゆうでした。でもこんばん、そらはくもでおおわれていて、だいすきなほしはどこにもみえませんでした。

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オズィはしんこきゅうをしてつばさをひろげ、ほしをさがしにもりのこみちへまいおりました。すると、じめんからカサカサとちいさなおとがきこえました。それは、かたにみどりのバッグをさげておちばをしらべていた、かわいいハリネズミのプキでした。

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オズィはかなしそうに、きらきらひかるほしがいなくなってしまったことをはなしました。プキはやさしくほほえみ、バッグからピカピカひかるいしをだしてみせました。なくしたものをさがすには、ゆうきをだして、いっしょにまえへすすむことがたいせつなときもあるのです。

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2ひきのあたらしいともだちがくらいこみちをあるいていると、はっぱのあいだからちいさなきんいろのひかりがきらめきました。そのひかりは、みんなのまわりをたのしそうにとびまわる、かわいいホタルのマヴィでした。マヴィはすぐにふたりをたすけたいとおもいました。

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マヴィがまえをてらしてくれるなか、3びきのちいさなともだちは、もりのいちばんたかいところにある「かがみの丘」をめざしてのぼりはじめました。みちはすこしゴツゴツしていましたが、おたがいのてやつばさをけっしてはなしませんでした。いっしょにいることが、みんなにちからをあたえてくれたのです。

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おかのうえにつくと、ひんやりとしたすずしいかぜがふきはじめました。オズィはきいろいマフラーをととのえて、ともだちにおれいをいいました。プキはバッグからきれいなみずのうつわをとりだして、みんなにわけてあげました。そうしてみんな、すこしやすむことができました。

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そのとき、おかのむこうがわにぎんいろのいけがあることにきづきました。いけのしずかなみずは、つきのひかりをあびてキラキラかがやいていました。マヴィはみずのうえをすーっととび、きんいろのひかりをすいめんにうつしながら、うれしそうにともだちをよびました。

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そのとき、やさしいかぜがふいて、そらのくろいくもをゆっくりとはらっていきました。つきあかりがもりじゅうを明るくてらしました。オズィがわくわくしてうえをみあげると、さがしていたかがやくほしが、ちょうどあたまのうえでにっこりわらっているのがみえました。

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オズィは、ほしがなくなったわけではなく、ただくものうしろでじっとまっていただけなのだとわかりました。それに、ほしをさがしたおかげで、2ひきのすてきなともだちもできました。プキとマヴィも、よぞらのうつくしいほしに手をふりました。

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こうして、ちいさなフクロウのオズィは、ほんとうのひかりはよぞらだけでなく、ともだちとわけあうあいの中にもかがやいているのだとしりました。そのよるから、3びきのともだちはつきあかりがさすたびにたのしくあつまり、いっしょにほしをながめました。


