A story to share together
Totoとあまいイチゴ
ちいさなカメのTotoは、おにわでみつけたすっごくおいしいイチゴをおともだちとわけあって、しあわせはいっしょにふくらむものだとまなびます。


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たいようのおにわ(Güneşli Bahçe)にすんでいる、ちいさなカメのTotoは、まいあさごきげんにめをさましていました。あかいスカーフをまいて、おはなのいいにおいがするみちをごきげんにあるきます。きょうはおにわのいちばんおくまでたんけんするのを、とってもわくわくしていました。

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Totoはみどりのハッパのしたで、キラキラひかるものをみつけました。それは、とってもおおきくて、みずみずしくて、まっかなイチゴたちでした。おにわのなかでいちばんあまいくだものが、めのまえにありました。Totoはうれしくてぴょんととびはね、カゴいっぱいにあつめました。

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Totoはカゴがいっぱいになると、このかげのすずしいきのしたにすわりました。このおいしいイチゴを、ぜんぶひとりでたべたかったのです。だれにもみつからないように、カゴのうえにおおきなハッパをぴったりとかぶせました。

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ちょうどさいしょのひとくちをかじろうとしたとき、ようきなあおいとりのMaviがとなりにまいおりてきました。Maviはとてもつかれていて、おなかもぺこぺこのようでした。きのくだものはまだじゅくしていなくて、ちいさなとりはたべものをみつけられなかったのです。

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そのすぐあとに、かわいいリスのCipcipがぴょんぴょんとびおりてきました。ちいさなぼうしをてにもち、ふうっとためいきをつきました。あさからひとつも木の実(ヘーゼルナッツ)をみつけられなかったと、はなしてくれました。ふたりのおともだちは、おなかがぺこぺこでした。

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Totoはふとてをとめ、こっそりカゴをみました。もしイチゴをかくしたままにしたら、おともだちはかなしいままで、おなかもすいたままです。Totoはむねのなかがチクッとするのをかんじました。Totoはふかくいきをすって、じぶんでかんがえました。

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ちいさなカメはにっこりわらって、カゴのうえのハッパをそっともちあげました。カゴのなかから、ピカピカひかるイチゴがあらわれました。Totoはたのしそうにこえをかけました。「みてみて、なにをみつけたとおもう? おいでよ、このおいしいくだものをいっしょにたべよう!」

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Maviはうれしそうにパタパタとはばたき、Cipcipはわくわくしてそらへとびあがりました。ふたりのおともだちはTotoに「ほんとうにありがとう!」とおれいをいいました。Totoはイチゴをおなじになるように3つにわけました。みんなのまえに、あかくて、みずみずしくて、あまいイチゴのおやまをつくりました。

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みんなでうたをうたいながら、おいしくイチゴをたべました。イチゴのおあじは、Totoにとってさっきよりもずっとあまくかんじられました。おともだちのかおにあふれるえがおをみることは、くだもののおいしさよりも、ずっとずっとすてきなきもちでした。

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そしてそのひから、Totoはおにわでみつけたすてきなものを、いつもおともだちとわけあうようになりました。わけあってもたべものはなくならず、よろこびとだいすきなきもちが2ばいになるからです。3にんのなかよしはてをつなぎ、たのしくうたをうたいました。


