A story to share together
人間の呼吸のふしぎ


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ささやきの森に、リリーというリスが住んでいました。リリーは質問が大好きな女の子です。ある晴れた朝、リリーはジョギングをする人間を見かけました。「人間はどうやって息をしているのかしら?」リリーは小さなどんぐりを握りしめて言いました。「とってもふしぎ!」

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リリーは友達のフクロウ、ピップのところへ駆け寄りました。「ピップ、人間の呼吸について知ってる?」リリーがワクワクしながら聞くと、ピップはメガネを直して、考え込むようにホーッと鳴きました。「それはとてもいい質問だね、リリー!」

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ピップは、人間も動物と同じように空気を吸っていると教えてくれました。「空気はぼくたちの周りにあって、目には見えないけれど、とても大切なものなんだ」ピップは賢そうに言いました。「人間には魚のようなエラがないから、別のものを使っているんだよ!」

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「人間には、胸の中に『肺』という特別な伸び縮みする袋があるんだ!」ピップが教えてくれました。リリーのふさふさしたしっぽが驚きでピクピク動きました。リリーは、人間の体の中で小さな風船が空気でふくらむ様子を想像しました。

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人間が吸い込む空気には、小さな小さな粒が含まれています。その中で大切なものを『酸素』といいます。「酸素のおかげで、人間は走ったり、遊んだり、考えたりできるんだよ!」とピップは説明しました。酸素は、人間が動くためのエネルギーになるのです。

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人間が息を吸い込むと、肺が空気でいっぱいになって、胸がふくらみます!そして息を吐き出すとき、体にいらなくなったものと一緒に、空気が出ていくのです。

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「じゃあ、スーッと吸って、フーッと吐く感じ?」リリーがやってみると、ピップは羽毛の頭を縦に振りました。「その通り!寝ているときだって、ずっと続いているんだよ」

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二人はもう一度、安全な場所からジョギングをする人間を観察しました。リリーは、人間の胸が上がったり下がったりするのを見ました。もうふしぎなことではなく、すてきな自然のリズムに見えました。

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「空気が肺に入って、酸素が力をくれるんだね!」リリーは誇らしげに言いました。リリーはまるで小さな科学者になった気分で、世界の大きな秘密を知ったような気持ちでした。なんてすばらしい仕組みでしょう!

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その日から、リリーは人間の呼吸を今までとは違う目で見るようになりました。空気と肺のすばらしい旅を知ったリリー。リリーの好奇心はますます大きくなって、次の大きな質問を探しに出かけるのでした!



