A story to share together
レオとピップの傑作
キツネのレオとホタルのピップは、巨大な壁画作りで失敗し、創造性が時に散らかることを学びます。イライラした時の対処法と、協力することの大切さを描いた物語です。


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レオは庭にある大きな白い壁の前に立っていました。今日こそその日です!レオは筆を鮮やかな青い絵の具に浸し、史上最大の壁画を描く準備をしました。ホタルの友達のピップは、空中で楽しそうに飛び回っています。朝の太陽が二人の体を温め、カラフルで壮大な冒険が始まりました。

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レオは渦巻く川を描いていましたが、手が滑ってしまいました。大きな絵の具の塊が、作品の真ん中にポタポタと垂れてしまったのです。なんてことだ!レオはお腹がギュッとなり、顔が熱くなるのを感じました。美しい川が、泥の水たまりのようになってしまいました。レオは筆を落とし、どこか遠くへ逃げ出したくなりました。

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レオは叫び出したい気分でした。胸が苦しくて、今にも破裂しそうな風船のようです。でも、練習したことを思い出しました。レオは立ち止まり、目を閉じて、ゆっくりと深く息を吸い込みました。肺に空気が満ちるのを感じてから、ゆっくりと吐き出しました。まだイライラはしていましたが、体は少し落ち着きました。

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ピップがレオの鼻にとまり、柔らかい金色の光を点滅させました。レオは目を開けました。失敗はそこにありましたが、もう諦めたいとは思わなくなりました。レオはその汚れを見つめ、自分は一人ではないことに気づきました。この塊を何か新しいものに変える手助けをしてくれる人を探すことにしました。

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レオは、おばあちゃんが本を読んでいるポーチまで歩いて行きました。レオが壁の失敗について話すと、おばあちゃんは優しく微笑みました。おばあちゃんはレオの話を聞き、うなずきました。レオの手に絵の具がついていても気にしません。おばあちゃんは立ち上がり、スポンジを手に取って、レオと一緒に庭の壁へと向かいました。

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おばあちゃんは垂れた絵の具を見て、優しく笑いました。「レオ、偉大な芸術家はみんな失敗をするものよ。時々、失敗は新しい始まりのきっかけになるのよ」おばあちゃんはスポンジを使って絵の具をポンポンと叩く方法を教えてくれました。二人で力を合わせると、泥のような塊は、空に浮かぶふわふわの雲に変わりました。

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レオは誇らしい気持ちになりました。最初の雲の周りに、もっとたくさんの雲を描き足しました。ピップはあちこち飛び回り、星のような小さな光る点を描き加えました。レオは、完璧な絵にする必要なんてないんだと気づきました。ただ、一筆ずつ描き続ければいいのです。壁画は、どんどん特別なものになっていきました。

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太陽が沈み始め、空をオレンジ色とピンク色に染めました。レオの壁画は命にあふれていました。面白い形や明るい色、そして指の跡までついています。レオはオーバーオールで手を拭き、自分の作品を眺めました。完璧ではありませんが、これはレオの作品であり、レオはそれが大好きでした。

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おばあちゃんが冷たいレモネードを二つ持って戻ってきました。二人は芝生に座り、庭で目覚め始めたホタルを眺めました。レオはレモネードを一口飲み、幸せな気分になりました。物事がうまくいかなくなっても、深呼吸をして、助けを求めれば、最後までやり遂げられることを学びました。

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星がキラキラと輝き始め、レオは自分が芸術家であることを確信しました。もう失敗した場所も気になりません。それも物語の一部なのです。レオは疲れた笑顔で、壁におやすみなさいと手を振りました。明日は新しい一日です。次はどんな作品を作ろうか、考えるだけでワクワクしました。



