A story to share together
小さな雫と陽気な川
水を飲んだとき、体の中で何が起きているのか不思議に思った小さなアラスの物語。水が体にどうやってエネルギーと健康を運んでくれるのかをお話しします。


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晴れた朝、アラスは公園で友達と思い切り走り回って遊んでいました。とても暑い日で、アラスのほっぺたはリンゴのように真っ赤になっていました。突然、とても疲れて喉が渇いたと感じたアラスは、すぐそばにあった冷たい水筒に手を伸ばしました。

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アラスが水を一口大きく飲むと、ボトルの中から小さな声が聞こえてきました。それは、キラキラ輝く青い水の雫、「ダムラ」でした。ダムラは銀色の冠を光らせて、アラスにニコッと笑いかけました。二人はこれから、体の中を巡る素晴らしい冒険に出かけるのです。

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ダムラと仲間たちは、アラスの口から楽しそうに滑り込みました。まるで巨大なウォータースライダーを滑り降りているようです。食道を勢いよく通り抜けると、周りはひんやりと涼しくなりました。アラスは水が体の中を潤してくれるのを感じて、深く息を吸い込み、にっこりと笑いました。

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ダムラはアラスの胃の中で、食べ物や消化液と一緒に少しの間くるくると回りました。胃が優しくすべてを混ぜ合わせ、それから水を小腸へと送り出しました。ダムラは胃のキッチンにさよならを告げ、旅の続きのために曲がりくねった道を進んでいきました。

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小腸は、ダムラとたくさんの水の仲間たちを血液の中に吸収しました。すぐに彼らは、輝く血管という名の川を流れていきました。血液が酸素や栄養を運ぶ間、水は体のあらゆる細胞へ向かい、体液のバランスを保つのを助けました。

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ダムラは、忙しく働くアラスの細胞や筋肉を訪ねました。水は細胞が健康なバランスを保つのを助け、そのおかげで神経や筋肉は正しく働くことができました。アラスが木陰で休んでいると、走り回って疲れた足がだんだんと楽になっていきました。

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次にダムラは、アラスの脳に届く信号にたどり着きました。水を飲んだことで、脳には「水が向かっているよ」という合図がすでに伝わっていました。体の水分バランスが整うと、ぼんやりしていた喉の渇きは消え、アラスはまた友達と遊ぶことに集中できるようになりました。

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水の一部は、アラスの体を冷やすのにも役立ちました。熱い肌に小さな汗の粒が現れ、その汗が蒸発するときに体の熱を一緒に外へ運んでくれました。ダムラはアラスに、暑い日に遊ぶときは木陰で休んで、こまめに水を飲むことが大切だと教えてくれました。

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最後にダムラは、体の慎重なフィルターである腎臓を通りました。腎臓は血液の中の老廃物をきれいにし、体に必要な水分を戻して、余分な分を尿として膀胱へ送りました。ダムラは、腎臓がどれほど丁寧に体のバランスを保っているのかを見て、とても感心しました。

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アラスはすぐに、また遊びたくなりました。水筒を近くに置き、特に暑い中で走って喉が渇いたときには、少しずつ水を飲みました。ダムラがボトルの中から手を振っています。アラスはもう、水が毎日協力し合って働くたくさんの体の仕組みを支えていることを知っていたのです。



