A story to share together
リリーと北極の冒険
リリーという名の少女が夢の中で北極へ旅をし、ホッキョクグマがどのように暮らし、狩りをし、雪の中で暖かく過ごしているのかを学びます。


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リリーは寝室の窓辺に座り、窓ガラスに舞い落ちる柔らかな雪を眺めていました。手には大好きな北極の本を握りしめ、こんなに寒い場所で動物たちはどうやって暮らしているのだろうと考えていました。やがて、リリーのまぶたは重くなっていきました。

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突然、リリーは真っ青な空の下、キラキラと輝く氷の上に立っていました。ピパという名の大きくてふわふわしたホッキョクグマが、尻尾を振って親しげに近づいてきました。ピパの毛は、厚くてクリーム色をした真っ白な毛並みでした。

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ピパは、自分の厚い毛は実は太陽の暖かさを閉じ込める透明な毛でできているのだと教えてくれました。その白い毛の下の皮膚は、炭のように真っ黒なのです!この秘密のおかげで、ホッキョクグマは風の中でも暖かく過ごせるのです。

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リリーは、ピパが一度も転ぶことなく滑りやすい氷の上を歩く様子を見つめていました。クマはリリーに、小さな突起と毛で覆われた大きな足の裏を見せてくれました。この特別な足の裏は、まるでスノーシューのように滑るのを防いでくれるのです。

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二人が深い青色の海辺に着くと、ピパは大きな水しぶきを上げて飛び込みました。ピパは泳ぎの名手で、前足をオールのように使って波間を滑るように進みます。リリーは雪の海岸から応援しました。

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ピパは海から上がると体を振って水を払いました。氷の結晶がダイヤモンドのようにあちこちに飛び散ります。ピパはリリーに、ホッキョクグマには「脂肪」という厚い層があることを教えてくれました。これがあるおかげで、凍るような冷たい水の中でも暖かく過ごせるのです。

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二人は高い雪の壁まで歩き、ピパはリリーに居心地の良い雪の巣穴を見せてくれました。ホッキョクグマは、冬の厳しい嵐の間、安全に眠るために深い穴を掘るのです。そこは、キラキラ輝く白い雪でできた、完璧で静かなお部屋でした。

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ピパは空を見上げて、ホッキョクグマの家族にとって海氷がいかに大切かをリリーに語りました。彼らが一年を通して移動し、食べ物を見つけるには、しっかりとした氷が必要なのです。リリーは地球を守ることを約束しました。

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太陽が沈み始め、空は美しいピンク色と紫色に染まりました。ピパは大きな黒い鼻で、リリーに優しく鼻先をすり寄せました。リリーが暖かくて柔らかい自分のベッドへ帰る時間です。

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ついにリリーは自分の部屋で目を覚ましました。とても幸せで、少し賢くなった気分です。北極は遠い場所だけれど、守る価値のある特別な場所なのだとリリーは知りました。こうしてリリーは、世界で一番のホッキョクグマファンになったのです。



