A story to share together
ポフドゥクときえたバッグのぼうけん
こうきしんおうせいな こぐまのポフドゥクは、もりで であった リスのフンドゥクを たすけながら、わけあうことと ともだちの たいせつさを まなびます。


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ある はれたあさ、こぐまのポフドゥクは はやくに めを さましました。きいろいマフラーを くびのまわりに しっかり まいて、ちいさなカゴを てに もちました。もりの なかで いろとりどりの いちごを つむため、たのしそうに うたいながら あるきはじめました。

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ポフドゥクが おおきなカシのきの そばに やってくると、しゃくりあげる こえが きこえました。しげみの うしろに、ちいさなリスが すわっていました。あかいけが さかだち、どんぐりの ぼうしを りょうてで おさえながら、かなしそうに じめんを みつめていました。

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ポフドゥクは そっと ちかづいて、やさしく たずねました。「こんにちは、どうして ないているの、ちいさなリスさん?」リスは はなを すすりあげました。「ぼくの なまえは フンドゥク。みどりのバッグを なくしちゃったんだ。ふゆのために あつめた クルミが はいっていたのに!」と、かなしそうな こえで いいました。

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ポフドゥクは まず かんがえて、しんこきゅうを しました。じぶんの カゴを よこに おいて、あたらしい おともだちに にっこり ほほえみかけました。「かなしまないで、フンドゥク。いっしょに さがせば、バッグは すぐに みつかるよ。ぼく、てつだってあげる!」と、あんしんさせるような こえで いいました。

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ふたりの あたらしい おともだちは、もりの おくへ むかって さがしはじめました。フンドゥクが たかい えだから まわりを よく みわたしているあいだ、ポフドゥクは じめんの かれはを かきわけていました。ちからを あわせることで、さがすのが ずっと たのしく、かんたんになりました。

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しばらくすると、すきとおった おとを たてる おがわの ほとりに つきました。ポフドゥクは、みずの そばの なめらかな いしの うえで、みどりいろに ひかるものを みつけました。「みて、フンドゥク!おがわの きしの、あの しげみのほうを よく みて!」と さけびました。

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そう、なくしたバッグでした!でも、バッグは みずの すぐうえにある ほそい えだで ゆれていました。フンドゥクは こわくて しりごみしました。ポフドゥクは、おともだちの かたに そっと てをおいて、「ふたりなら できるよ。ぼくが えだを しっかり おさえるから!」と ゆうかんを だして いいました。

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ポフドゥクは つよい うでで、ふとい きのえだを ぎゅっと つかみました。フンドゥクは すばやい あしどりで えだの うえを あるき、みどりのバッグを つかみとりました。ふたりは あんぜんな くさのうえに すわると、うれしさのあまり おおきな こえを あげました。

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フンドゥクは うれしそうに わらって、バッグを あけました。なかから いちばん おいしそうな クルミを とりだして、ポフドゥクの ちいさなカゴに いれました。「ぼくが いちばん こまっているときに たすけてくれたね。これからは ぼくたち、いちばんの なかよしだよ!」と いって、ポフドゥクを だきしめました。

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こうして、たいようが おかの むこうに しずむころ、もりに おだやかな よろこびが ひろがりました。ポフドゥクは、だれかを たすけることが どんなに すてきなことかを しりました。ふたりの おともだちは てを つなぎ、おうちへの みちを あるいていきました。


